ぼくたちの成長のきろく ~陸の上の幼体編~
エゾサンショウウオ

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ぼくはことしの春にうまれたサンショウウオ。

1日1回、うるんだひとみでエサをおねだり。

みんなに「めんこいねぇ~」とほめられながら

スクスクすくすく成長中。

 

 

 

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ぼくたちがまだ水の中で生活していた幼生のころ。

手と足はどんどんたくましくなってきて、

やがてちいさな体は

水面ちかくに浮かぶように。

実はこのころのぼくたち

「そろそろ上陸してみようかなあ・・・」

「でもまだ水の中のほうが心地いいなあ・・・」

ゆれる思いでいったりきたり。

 

 

  

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はじめて顔を出したときはドキドキしたよ。

お口をパクっと開けてみたら

「肺呼吸(はいこきゅう)」ができるようになったんだ。

 

 

 

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あたらしい世界は ちょっぴり不安。

だから木のかげに

そ~っとカラダをかくしているよ。

 

「初めて体験する世界で

ドキドキしたり不安になったりするのって

わたしたち人間と一緒だね」

ぼくたちを見ながら

カンコーキョーカイのおねえさんが言っていた。

でも、このあとにはきっとすばらしい

楽しいことがまっているよ、って。

 

 

陸の上でのあたらしいくらし。

タマゴの中で

小さく、黒く、まんまるだったぼくたちも

この数か月で

みちがえるように立派なからだになりました。

ときには壁をのぼったり

ときには仲間とにらみあったり

やんちゃだけれど

すくすくすくすく、成長をつづけます。

 

 

 

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目を輝かせてえさをおねだりするすがた。

大きな口でえさをぱくっと食べるすがた。

まぶたを閉じながら「ごくり」と飲み込むすがた。

ときにはおおきくあくびするすがた。

 

 

このつづきは、しむかっぷの道の駅で。

ちいさなからだでちょこちょこと

うごくぼくたちにあいにきてくださいね~

 

ぼくたちサンショウウオ成長のきろくは

ここでおしまい。

 

 

 

 

 

ぼくたちの成長のきろく ~水のなかの幼生編②~
エゾサンショウウオ

 

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ぼくはことしの春にうまれたサンショウウオ。

土管の中にかくれたり

ときには壁をのぼったり。

たくましくなった手と足で

やんちゃにスクスク成長中。

 

 

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タマゴからとび出したばかりのころは

まだ手も足も生えていないんだ。

おおきなヒレを器用につかって

水の中をスーイスイ。

 

 

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さきに出てくるのは、ちいさな手。

まだ細くちいさいけれど

かよわい指もはえているよ。

 

 

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つづいて出てくるのは、足。

まだ歩いたりはしないけど

細い手足で

泳ぐときにはりっぱにかじ取り。

 

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やがて手足がぐんぐんと

たくましくなってくるころに

あんなにふさふさしていたえらは

すっかり短くちょっこりと。

まるでおかっぱ頭のおんなのこ。

 

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目だまもきょろっととび出して

うすい「まぶた」もできあがり。

ここまできたら

上陸するまであと少し。

 

 

 

 

 

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がんばれ、みんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくたちの成長のきろく ~水のなかの幼生編①~
エゾサンショウウオ

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ぼくはことしの春にうまれたサンショウウオ。

1日1回、「イトミミズ」っていうえさをたべて

すくすくと成長中。

そんなぼくたちの

タマゴの中からとび出したばかりの

水中での姿は・・・

 

 

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顔のよこにはひ~らひらした

立派なえら。

水の中で呼吸するために

とても重要なものなんだ。

 

 

 

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まだ手も足も生えていないけれど

全身をおおう大きな「ひれ」で

魚のようにスイスイと泳ぐんだ。

 

 

 

「パクっ!!」

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いまもぐもぐと食べているのは

じつは同じタマゴからうまれた

サンショウウオの兄弟。

このころのぼくたちは

「ともぐい」をして

大きく、つよいカラダをつくるんだ。

 

 

「かわいそう」

「残酷で見てられないよ」

「なんとかならないの・・・?」

「この子を助けて!!」

そんなふうに言われるけれど

これがいのちをつないでいくために、

失われていく小さないのち。

ぼくたちサンショウウオも

ほかの動物たちも

そして人間も

みんな「いのち」をいただいて

大きくなってゆくんだね。

 

 

 

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ぼくたちを育ててくれる

たくさんのいのちに、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくたちの成長のきろく ~ちっちゃなタマゴ編~
エゾサンショウウオ

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ぼくたち、ことしの春にうまれたサンショウウオ。

みんなに見つめられて「かわいいねえ」っていわれると

ちょっと照れくさくて

でもとってもうれしいのだ。

そんなぼくたちも、いちばん最初は・・・

 

 

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こんなにちっちゃなタマゴの中の黒いつぶ。

産み付けられてまもないタマゴは

まだシワシワでぶ~よぶよ。

 

 

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何日かたつと、まんまるだった黒いつぶが

細ながく、ひょろっとしてきて・・・

 

 

 

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やがて、りっぱな「えら」やちいさな「目」ができてくる。

ここまできたら、

水のなかをす~いすいと泳げるようになるまで

あとすこし。

みりょく的だけれどちょっぴり危険。

タマゴの外にはどんな世界が待ち受けているのかな~

 

・・・

 

これは、4月うまれのぼくたちの、

ちっちゃなタマゴのころの記録。

続きはまたこんど。

お楽しみに~

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暑いのは、ニガテなのだ~
エゾサンショウウオ

朝晩に吹くかぜは少しつめたくて

カンコーキョーカイのおねえさんは

「もう秋のかぜがふいてるね」っていうけれど

日中の道の駅は

まだまだ夏まっさかり。

夏やすみ中の子どもたちが

かわるがわるやってきては

ぼくたちサンショウウオをじ~っくり観察中。

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「えさは何たべてるの~?」

「この子たちは、もう大人なの~?」

「なんでペットボトルが入ってるの~?」

カンコーキョーカイのおねえさんに次々としつもん。

 

ペットボトルの氷はね、

暑いのがニガテなぼくたちのために

水槽のなかの温度を下げてくれるんだよ。 

今日はいちにちじゅう

ペットボトルのそばをはなれないで

ひ~んやり。

こういうことを、きもちいい~。っていうんだね。